本命不在で大混戦模様。ここ10年で95年の10万馬券も含めて3回の万馬券が出現している穴党専科のレース。(それ以外は1000円台〜2000円台の配当)
京都マイルは東京マイルと違い澱みないペースで進み、3コーナーの坂からペースが上がる為、瞬発力勝負の馬ではなくスピードがあって持続力に秀でた馬でないと勝ちきるのは難しい。1200・1400で好成績を上げている馬より、生粋のマイラーか1800・2000の重賞で連対経験のある馬がお薦め。
京都マイルは展開を読むことが馬券に直結する。スローペースなら前が残り、ミドル・ハイペースなら後方からとはっきりしている。3回の万馬券はいずれも追込み馬同士の決着。
今年は外から被せるように2、3番手に取り付く事が予想されるファインモーション次第か。ギャラントアローを先頭にウインクリューガー、マグナーテン、マイソールサウンド辺りはファインモーションより前に行きたい口だろう。
スローに落としたいギャラントアローだが後から突付かれてスローには落とせない。 本命は13番ミレニアムバイオ。前哨戦の富士Sでレコードなんぞ出さなくても良いのに。ゴール前を余裕で流したのは救いだが。前々走京成杯AH5着時は「馬がガレている。秋の大きいところを狙える馬だからね。このレースではムリさせない。レース後のコメントは『斤量負け』としておいて」とレース前に関係者が口を滑らしたとの事。ズバリは狙いはココ。鞍上変わっても勝負になる。 対抗には11番デュランダル。G1馬の貫禄か。状態は前走以上。マイル実績はさほどでもないが、昨年の10着時より格段と力を付けている。 3番手は2番サイドワインダー。G1初挑戦になるが得意の京都で虎視眈々と狙っている。今回も後方待機策を取るのだろうが、休み明けの前走が上がり33.5秒と走り過ぎただけに2走ボケさえなければ、直線の脚は見もの。 4番手には10番バランスオブゲーム。状態イマイチだった前走毎日王冠をレコード勝ち。当然ガタが来て天皇賞をパス。体調は回復しているようなので、その秀でた持続力でマイル実績の無さ、鞍上の勝負弱さを克服出来るかが鍵。 5番手は6番ウインクリューガー。展開的には厳しいかもしれないが、春より馬体は格段に充実している。後がもたもたしているようなら息の長い京都外回り向きの脚質が牙を向く。 6番手は12番トゥスール。人気はマイル実績のあるスペシャルカルドゥの方が若干上かな。でも鞍上のブフは下手過ぎ?それに引き換えこちらは世界のファロンが手綱を取る。休み明けの前走を一叩きされ勝負根性を発揮してくれそう。 馬群に沈む?人気馬
18番ファインモーション・・・単勝は1番人気も馬連・馬単は5番人気辺りかな。
あっさり勝ってもおかしくないが、一度崩れたディンヒル系は買いづらい。
・・・2人気2着 |