<見解>
金曜日にJRAからポストカードと有馬記念メモリアルDVDが送られてきました。
テンポイント・ルドルフ・オグリ・テイオーとまだ純粋だったあの頃を思い出しながら、
DVDをを食い入るように見つめている自分が可愛かったです。・・・なんのこっちゃ!
有馬記念は毎年菊花賞上位組みの3歳馬が活躍するレースですが、
今年はJCでの激走を挟んでいるので、取捨が難しいですね。
ペースを握るのは9番タップダンスシチーで間違いないでしょう。
数年前のように、スローの瞬発力勝負にはならないはずで、底力が試される展開が予想されます。
藤沢厩舎の2番・14番は1番ゼンノロブロイをサポートする役目を担っての出走でしょうから、
ロブロイマークの馬は潰される(邪魔される?)可能性も考えなくてはいけませんね。
◎ 8番 ダイタクバートラム
格的には一枚落ちるかもしれないが、中山向きの捲り戦法が炸裂する展開になれば
十分勝ち負け可能な状態。先に述べたようにミドル〜ハイペース必至なだけに期待十分。
○ 1番 ゼンノロブロイ
今思えば、京都大賞典は7分の出来、天皇賞で8分、JCで10分と藤沢厩舎らしい調整だったかも知れない。
今回10分からいくらマイナスになっているのか、現状維持なのかを見極める事がポイント。
見た目の馬体は10分を維持している感じだが、実際はかなり消耗しているはず。
▲ 10番 デルタブルース
JCに出走していなければ文句なしに本命だった。JC後は馬体減りもなく順調そうではあるが、
一部ではテンションの高さが指摘されており、過信は禁物といったところか。
△ 9番 タップダンスシチー
あのまま凱旋門賞止めとけば現役最強の称号を手にしたまま引退出来たかも知れないのに。
今更嘆いても仕方が無いけど、結局引退撤回しちゃいましたね。
・・・て事は、ここは勝てないと踏んでいるんでしょう。ただ、スパッと消す勇気も無いので△印です。
× 13番 ツルマルボーイ
中山2500mは1600m〜2000m実績でも十分勝負出来るコースなんですど、勝機十分の天皇賞でも
スローペースに泣いて届かず4着でしたから・・・。ここで勝てるイメージはちょっと涌かないな。
× 15番 アドマイヤドン
こくらいの人気(土曜日8番人気)なら狙ってみたい。2年振りの芝とはいえ
G1の朝日FS(中山1600m)を勝っている訳で、有馬記念を制する資格は十分持ち合わせている。
最後にこの馬コスモバルクに触れておかなければ。
あれだけの激戦続きでも迫力満点の追切りを消化しており、この馬のタフさには頭が下がる。
ロブロイマークより自分の競馬に徹した方が良いんじゃない。
タップのように主導権を握った方が持ち味が生きると思うけどね。
・・・それともロブロイマーク宣言はカモフラージュ?⇒だったら怖いけど。
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